2012年03月16日

フライデーに昨年の甲子園出場の寄附集めが例示

今日の「フライデー」に、被災地の石巻工業がセンバツ甲子園に出場するにあたり、後援会が「目標金額5000万円」で卒業生1万5千人に寄附を募る案内をしたところ、「被災地の石巻で5000万円も集めるのは非常識」という声があがっている、という記事が組まれていました。「実際には他校ではどれくらいかかるのか」という記事に、昨年の城南高校の特別後援会の寄附集めや、実際に使ったお金の金額、使途などが紹介されていました。ご存じのとおり、昨年の城南高校の特別後援会は、収支報告も公明正大でしたし、支出も極めて抑えた質素なものでした。全国の模範的な後援会だったと思います。少し多かったのは沖縄遠征費ですが、それも高野連が2月は同一地区内での対外試合を禁止しているため、仕方ないことです。応援する生徒が着用するお揃いのジャンパーやメガホンを在校生が個人負担で購入すべきといえるのか、ブラスバンド部の楽器を運ぶトラック代はブラスバンド部が自己負担すべきなのか、開会式から初戦まで練習するグランドの借り上げ費用は野球部員が自己負担すべきなのか、というあたりが石巻工業のケースでは議論になっているようです。確かに、野球部以外の運動部は「自己負担」が原則ですので、野球部だけが数千万円も集めて甲子園に行くのはおかしい、不公平だ、という声もあるようです・・・。しかし、野球を特別視するわけではありませんが、やはり甲子園出場は生徒の団結、卒業生の同窓意識の喚起に繋がると思いますので、それを強制ではなく「寄附できる人で支える」というのは、あっても良いと思います。

(「1試合6000万円はザラ!甲子園センバツにかかる「カネ」」)
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/

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posted by 渦の音 at 21:31| Comment(0) | 母校近況など | 更新情報をチェックする
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