2018年08月18日

【2018年度・第43回「渦の音クラブ(旧制徳島中学・城南高校関東地区同窓会)のつどい」は10月6日(土)ホテルニューオータニのガンシップで開催】


2018年度・第43回「渦の音クラブ(旧制徳島中学・城南高校関東地区同窓会)のつどい(総会・講演会・懇親会)」は、10月6日(土)の12時から開催です。今年は例年よりも1ヶ月早い開催です。また、土曜日開催です。

今年の講演会は 立木さとみ氏(立木写真舘 常務取締役)による『「なっちゃんの写真館」が見つけた、世紀を超えた日露友好 ~111年の時を超えて』です。立木写真館が撮影した日露戦争時の善通寺の俘虜収容所の写真を巡る111年の時を越えた日露交流のお話です。日本とロシアの「草の根交流」を「写真」というメディアを介して解きほぐすお話です。歴史学的には、日露戦争時に、全国29ヵ所の俘虜収容所に72,000人のロシア兵が俘虜として生活したことは、日本にとって重要な出来事です。地方都市(例えば善通寺市)では、「一般民衆が外国人を初めて見て、異文化と初めて接触した」機会であり、「黒船来航に続く第二の開国」と言われていたことは、あまり知られていません…。徳島の立木写真館が善通寺に分室を設置したほどの大事件だったのです。2018年は「アジア、第九、初演100年」の記念年で徳島は盛り上がっていますが、坂東俘虜収容所で有名な第一次世界大戦時のドイツ兵俘虜は全国に16ヶ所、約4,700名です。日露戦争時に7万人を越えるロシア兵俘虜を受け入れたことを確認することは、「シベリア抑留」の悲劇を越えて大切なことだと気づかせてくれるご講演でした。5月に日比谷図書館で開催された立木さんの講演会は満員御礼で申し込みが締め切られる大人気でした。立木さんは既にロシアで何度もご講演されており、講演するたびに、新たな発見が追加されてブラッシュアップされています。映画化やドラマ化の話もあるとかないとか!!立木さんのお話は必見です!!

関東在住者には同窓会報とともに案内が郵送されていますので、期日までに参加費をお振り込みください。案内が必要なかたは、事務局までご連絡ください。もちろん、関東地区在住の城南高校関係者、関東以外からの参加も大歓迎です!!

(立木写真館の日露交流に関する朝日新聞の記事)

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posted by 渦の音 at 11:17| Comment(0) | 行事予定 | 更新情報をチェックする
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