2021年09月24日

【9.11で犠牲になった槇本孝志さん(城南高・昭和46年卒)のメモリアル、20年目の9月11日を迎えて】

 2001年の9月11日に起きた米国同時多発テロ事件で犠牲になった、ニューヨークの世界貿易センタービルに勤務していた当時の富士銀行ニューヨーク支店勤務の槇本孝志さんは、城南高校の昭和46年卒業生です。9.11で日本人は24人犠牲になっていますが、当時の富士銀行ニューヨーク支店では12人が犠牲になっています。その一人が、城南高校を昭和46年に卒業した槇本孝志さんです。
 富士銀行(現・みずほ銀行)では、大手町の富士銀行の元本店跡にメモリアル施設を設置し、追悼を継続しています。大手町の様相も20年で大きく変化しました。大手町の高層ビルのなかにある「大手町の森」というポケットパークに、世界貿易センタービルの鋼材を入れたメモリアル施設があります。2年前の9月11日に訪問した際は、ほとんどの人は単なるオブジェと思い通り過ぎていました。その後、何回か通りましたが、気にする人はほとんどいませんし、高層ビル街のポケットパークの認識しかありません。
 「分断の21世紀」がスタートした契機となる事件を東京都心で再認識できる施設です。写真は2年前の9月11日に、城南高校の槇本先輩のご冥福をお祈りした際の写真です。

(槇本さんのお名前を記された慰霊碑)
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(「大手町の森」にある9.11の慰霊施設)
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posted by 渦の音 at 23:02| Comment(0) | 同窓生記事 | 更新情報をチェックする
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