毎日新聞出版が刊行する「週刊エコノミスト」の今週号(11月17日号)の「名門高校の校風と人脈」シリーズですが、167回目は徳島県立城南高校です。戦前の旧制徳島中学以来の140年の伝統校として記事にしています。見出しは、ノーベル賞候補の寒川賢治先生(昭和42年卒)と元・官房長官の仙谷由人さん(昭和39年卒)になっています。
総合選抜制度の卒業生も、ミシュラン三つ星の神田裕行さん(昭和57年卒)、作家の山口敏太郎さん(昭和60年卒)、脚本家の藤井清美さん(平成2年卒)、写真家の中田浩資さん(平成6年卒)、ロックの佐藤タイジさん(昭和60年卒)、ソプラノ歌手の河口三千代さん(昭和58年卒)、水泳銅メダリストの源純夏さん(平成10年卒)、Jリーガーの實藤友紀さん(平成17年卒)など総合選抜制度時代の卒業生も多々記述されています。昨年ライブを行って頂いたギタリストの堀尾和孝さん(昭和49年卒)も記載されています。
全県一区時代の受験進学校のイメージで執筆されており、既に1期生が定年退職を迎える総合選抜制度の説明がほとんどないのは、少し気になりました。
まだ書店にはあると思いますし、公立図書館にも配架されていると思いますので、ご覧になってはいかがでしょうか。
(週間エコノミストの表紙に「名門高校の校風と人脈:城南高校(徳島県)」のタイトル)
(城南高校の記事ページの写メ)